総論[2-1]学士試験の勉強法〜生命科学〜
次は私が使ってきた参考書の紹介です。
前提は、生物学は初学者。中学の生物の授業以来です。
0からの挑戦なので高1レベルの対策からしました。
私は大学の学科こそ生物系ですが勉強していなかったため初学者と自覚して1からやりました。(実際初学者でした)
これを裏付けるエピソードとして確か大学3年の終わり、
教授に「○○君、紫外線は何を傷つけるかわかる?」
私「さ・・・細胞膜ですか。・・」
教授「こりゃだめだ。・・」という会話をしたのを鮮明に覚えています。
[2-1]生命科学
●高校範囲
(i)必修整理ノート1と2の二冊
生物分野の概要を抑えるために、まずはこの本から。
実際書き込んで覚えました。最初はこの2冊を主に使用。リンクは1冊のみ。
- 作者: 文英堂編集部
- 出版社/メーカー: 文英堂
- 発売日: 2006/03/01
- メディア: 単行本
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上記の本で気になった部分を参照用に。
ごろ合わせの部分を主に参考程度に利用しました。
- 作者: 田部眞哉
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2010/03/17
- メディア: 単行本
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- 作者: 田部眞哉
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2010/08/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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演習問題以外のみやりました。初学者にはなかなかハードです。
(v)の理系標準の方が取り組みやすいのでそちらを先にやると良いですが
(iii)の方が編入試験向きだと思います。
- 作者: 大森徹
- 出版社/メーカー: 旺文社
- 発売日: 2004/09
- メディア: 単行本
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生物2の講義系の本です。生物2の範囲はこの本がおすすめです。
分かりやすく一読すれば概要が理解できます。
- 作者: 大堀求
- 出版社/メーカー: 代々木ライブラリー
- 発売日: 2005/04
- メディア: 単行本
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レベルA問題のみやりました。
- 作者: 大森徹
- 出版社/メーカー: 駿台文庫
- 発売日: 2009/11
- メディア: 単行本
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●大学範囲
○教科書
(i)essential細胞生物学
現在最新版が改定されています。これは完璧に隅から隅まで暗記しました。
ここで一言でも出てくるワードに関しては親本「THE CELL」を参照して適宜掘り下げて勉強しました。
essentialのみでは心許ないと感じます。
- 作者: Bruce Alberts,Dennis Bray,Karen Hopkin,Alexander Johnson,Julian Lewis,Martin Raff,Keith Roberts,Peter Walter,中村桂子,松原謙一
- 出版社/メーカー: 南江堂
- 発売日: 2005/09/09
- メディア: 大型本
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第3部「ゲノムの機構」のみ通読しました。
essentialは細胞生物学に詳しいですが、分子生物学関係(ゲノム関係)の話が不十分なので別に補強する必要があります。
その場合にこの本が最適かどうかは疑問ですが・・・
essentialと同じく冗長な文章なのでこれよりもっと読みやすい教科書があればそちらでも構わないと思います。
- 作者: 村松正實,木南凌
- 出版社/メーカー: メディカルサイエンスインターナショナル
- 発売日: 2007/12/15
- メディア: 単行本
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(i)生命科学 完成編・実戦編(○als)
生命科学系の問題集としてここまで系統立ててある本を他に知りません。
値段は張りますが入手しておきたい問題集です。(追記)
(ii)生化学・分子生物学演習
分子生物学の箇所のみやりました。それも意味不明にマニアアックなところは無視しました。
ただこれは大学院入試用に使用したもので編入試験には役立った覚えはありません。
- 作者: 猪飼篤,野島博
- 出版社/メーカー: 東京化学同人
- 発売日: 1995/06
- メディア: 単行本
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